バクザンの主な遺産(ヘリテッジ)

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バクザンは、国の文化歴史遺産のリストに多くの国家遺産および世界遺産を加えるという名誉を得てきた。バクザンは、これらの貢献に誇りを持つとともに、それらを責任をもって守りその文化的価値を広く伝えていくことに、より強い責任を感じている。

バクザンは、国の文化歴史遺産のリストに多くの国家遺産および世界遺産を加えるという名誉を得てきた。バクザンは、これらの貢献に誇りを持つとともに、それらを責任をもって守りその文化的価値を広く伝えていくことに、より強い責任を感じている。

詩情あふれるクアンホ民謡

クアンホ民謡は、ベトナムではごく一般的に見られるが、キンバク(京北―ベトナム北部地域の古い呼び名)では、大いなる誇りと文化的アイデンティティを独特の美しさで反映しているという点で特別の意味合いを持っている。2009年には、クアンホ民謡は、ユネスコにより人類の無形文化遺産として認定された。49の伝統的なクアンホ民謡のある村のうち、5つの村が、バクザンのヴィエトイェン地区に存在している。ザーソン、フーギ、ノイニン、マイヴ、センホ村である。これらに加え、チュンドン、トーハなどいくつかの優れた伝統的なクアンホ村が存在している。クアンホ民謡は、男女の歌い手が二人の間で交互に歌い交わす民謡で、クアンホに携わる芸術家たちは、数多くの基本的な技法に従うことを求められる。クアンホ民謡には、いくつかの主な形式がある。儀式で謡う唄(hát thờ)、祭礼で謡う唄(hát hội)、ほめたたえるときに謡う唄(hát thi lấy giải)、招かれた家で謡う唄(hát canh)などである。“お茶会への招待”や“ビンロウナッツとキンマの葉”といった唄に加え、招かれた家で謡う唄には、三つの段階がある。標準的な曲調、変化に富む多様な曲調、そして別れの曲調である。クアンホ民謡は、春先、村々で催される祭りで演じられるが、突然インスピレーションを受けたように展開していくのが特徴である。クアンホ民謡の村々の人々は、これらの祭りを、詩的でメロディーに富んだ内容の唄で、ほかの村々に対し自分たちの村の積極的なイメージを強く印象づける絶好の機会として捉えている。ある伝統によれば、李朝の王たちが春、コウ川を船で旅するとき、周りの風景をめでるために使われたとの言い伝えがある。また、トーハ寺でヴァン村の酒を飲みながらクアンホ民謡やカチューを聞いたとの話も伝わっている。

カチューによる道標(みちしるべ)

 バクザンは、カチューが演じられる全国の15の市および省の一つである。また、儀式で謡われるカチューは、国際連合教育科学文化機構(ユネスコ)により緊急な保護が必要な文化遺産としてリストアップされてきた。かなり以前には、カチューは、春先の祭りの折、ファク(竹の筒に打ち付けて打楽器の役割を果たすための小さな木片)を演じながら喉声を披露する女性の歌い手によって、寺院で演じられてきた。女性の歌い手は、そのジャンルに限って使われるダンディと呼ばれる首の長い3線のリュートを演じる男性に伴われてカチューを演じるのが一般的である。

バクザン地方におけるカチューの存在は、ヴィエトイェン地区のトーハ寺にある1693年にデザインされた石碑によって強く証拠づけられている。それに加え、ヒエップホア地区のローハン寺のダンディを演奏する女性歌手のレリーフによって、文化研究者たちは、カチューは、いにしえよりバクザン地区で演じられていたとはっきり述べている。カチューの他の証拠としては、タンイェン、イェンズン、バクザン市、ヴィエットイェン、ランザンなど多くの地区に見られる伝統行事にある。1950年までは、カチューはナムガン(クアンチャウ村、ヴィエトイェン地区、今日のバクザン市に含まれるフーランツオン)で重要な役割をもって演じられてきた。これらの地区は、多くのカチューが演じられてきた故郷であり、多くの聴衆を魅了してきた。20世紀後半には、他の様々な新しいエンターテインメントの出現によりその存在が危機にさらされたこともあった。今日では、カチューは、その特別な魅力を維持する中で、ある程度の復活を果たしつつある。

ヴィンギエム寺の木版

 ヴィンギエム寺の貴重な文化遺産の一つは、3,050にのぼる木版のコレクションである。これらの木版は、17世紀から19世紀にかけての異なった時代に彫刻されたものであり、主に柿(decandrous persimmon)の木片に漢字やチュノム(字喃)が左右反対に彫刻されている。これらの木版は、チュクラムの禅仏教の名高い仏僧によって編纂された仏教の経典、蔵書、律法書を印刷するために使われてきた。特に、ティエン・トン・バン・ハインと呼ばれる木版は、チュノムのフォントのサンプルとして、ベトナムチュノム保存基金やアメリカによりユニコードの基本(NomNaTongLight.ttfとしてコード化)として使用されており国際的なコンピューターシステムにインストールされている。ヴィンギエム寺の木版は、漢字とチュノムで彫刻されており、韓国、日本、中国の漢字だけの木版とは異なっている。木版の版木は、次の世代に、仏教徒であったチャン・ニャン・トン皇帝やチュクラム仏教徒、他の歴史的人物、あるいは木版の歴史、イデオロギーや文化を背景とするベトナムの仏教の歴史について洞察を与えてくれる。ヴィンギエム寺の木版は古い時代の一体性や独創性、独自性、そしてその影響を明確に示す情報コレクションであり、ユネスコにより世界記憶遺産の分野でアジア太平洋地域の記録遺産として登録されている。

武道の精神と国を愛する心

 イェンテの蜂起(ベトナム語ではKhởi nghĩa Yên Thế)は、ベトナムのイェンテにおいて、フランスの支配とグエン朝の追従的な姿勢に対し、25年という長期にわたって続けられた民衆の反乱である。イェンテの蜂起は、1884年にバクザンで起こり、近郊であるバクニンやヴィンフク、タイグエン、ランソンの一部地域に広がっていった。時を経ても、この反乱の痕跡や歴史的な所在地は、バクザン省では容易に目にすることができる。それらは、主に、4つの地域(イェンテ、タンイェン、ヴィエトイェン、イェンズン)に広がって存在している要塞、寺院などであり、そこでは、国家的英雄であるホアン・ホア・タムによって率いられた30年近くにわたる蜂起(1884-1913)の拠点として彼らを保護してきたのである。イェンテの蜂起に関する遺跡の広がる地域は、15の国家遺跡、16の省遺跡を含む41の地点をカバーしている。多くの遺跡はまた、ベトナム民衆の価値ある伝統を反映した武道の精神や国を愛する心、そして自由への希求に裏打ちされた蜂起が圧倒的な勝利につながったことをはっきりと示している。これら遺跡の独創性を認識し讃えるため、ベトナムの首相は、23の遺跡を国の特別遺跡として指定した。

今日に至っても、バクザンの人々は、文化的多様性、武道の精神、ベトナム民衆の国を愛する心をはっきりと示している独創的文化遺産の精神の真髄を保持しつづけている。これらの価値ある伝統は、バクザン省の政府や民衆によって、引き続き保護され、広められているのである。

 

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