７月７日朝、バクザン省人民委員会常任委員会のライ・タイン・ソン副議長は、投資機会を探っている株式会社海皇会（日本）との実務会議を主催した。会議には、バクザン省とヒエップホア地区の幾つかの局の代表も出席した。
７月７日朝、バクザン省人民委員会常任委員会のライ・タイン・ソン副議長は、投資機会を探っている株式会社海皇会（日本）との実務会議を主催した。会議には、バクザン省とヒエップホア地区の幾つかの局の代表も出席した。
人民委員会常任委員会副議長のライ・タイン・ソン氏、会談を主催
Photo: BGP/Nguyen An.
会談では、双方が、相互の利益につながる案件を率直に意見交換した。ひきつづいて、一般社団法人海皇会代表会長である石塚悟郎氏は、バクザン省政府の温かく率直な雰囲気の歓迎に感謝を述べた。同時に、省の潜在力と強みについて調査した結果をもとに、海皇会は、都市計画、工業インフラ、ツーリズムサービス、配送拠点の整備、技術エキスパートの供給、教育や訓練あるいは環境への配慮といった有力な分野でバクザン省への投資に協力したい旨述べた。
特に、技術力のおかげで、海皇会は、バクザン省に協力し、農業生産物、特にライチ収穫後の保存技術の技術移転が可能であること、またこの保存技術によって、ライチの品質や新鮮さを、６か月維持することが可能であると述べた。
このほか、株式会社海皇会は、工業排出物や家庭ごみ、農業残渣の処理技術に力を有していること、したがって先進的な技術の利用によって、排出物や残滓を処理し、電力生産の原料や環境に優しい有機肥料に変えることができる旨述べた。
バクザン政府を代表して、省人民委員会常任委員会のライ・タイン・ソン副議長は、投資家たちが省に抱いてくれる関心に喜びを表明した。副議長は、またバクザンにおける海皇会の投資エリアを支援することに同意した。彼は、自然資源の優位性や人材、地理的優位性や投資家への優遇措置により、バクザン省は、幅広い投資家に、そしてとくに海皇会にとって潜在力ある投資目的地となるであろうことを確約した。
人民委員会の副議長は、バクザン省の現在の戦略的発展の方向性は、工業、農業、サービス部門といった進展しつつある３つの投資分野に優先性を与えていると述べた。工業の発展には、短期間のゴールを設定している一方で、ハイテク農業生産やツーリズムサービスの展開は、今後経済の主なけん引力となるであろうとも語った。彼は、双方の潜在力と強みが、互いに関心を抱く分野での包括的協力にむけ、新しい機会を開くものと信じている旨述べた。
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省人民委員会ラン・タイ・ソン副議長（右側）、石塚悟郎氏に記念の品を手渡し、ヴィンギエム寺を紹介
Photo: BGP / Nguyen An.
省人民委員会常任委員会副議長は、バクザン省の政府は、一般投資家たちはもちろん、特に海皇会に対しあらゆるレベルで常に寄り添い支援することを確約した。同時に、投資家たちは、あらゆるレベルで、安全確保や社会状況への政府の強い関与のもと、優遇措置のあるオープンドア政策を享受できる、とも述べた。
同日、株式会社海皇会は、バクザン省の西部の主な経済的中心地であるヒエップホア地区を訪れ、投資の機会を探った。
