2013年11月18日、定期会議が、バクザン省のグエン・ヴァン・リン人民委員会常任副議長により主催された。この会議は、2013年のバクザン省の社会経済発展状況を評価するとともに2014年の主な目的、課題、それに向けた解決方法を確立することを目的としている。この会議には、バクザン人民議会副議長のグエン・マイン・クオン氏も出席した。また、省各局や地域のリーダーたちも参加した。

　参加者たちは、大部分の時間を2013年のバクザン省の社会経済発展の評価や2014年の主な政策目標、努力義務、そして解決方法を議論することに費やした。また、2013年の国家予算の執行見込みの報告および2014年の国家予算案の提案、2012年のバクザン省における予算管理の報告、社会経済発展や基本的建設投資に関する計画及び2014年の国家目標プログラムも同様に議論された。

　2013年における経済成長率（GDP）は、8.6％と予測されている。2012年に比較し、農林水産業部門では、1.7％の増、建設投資部門では13.9％の増、サービス部門では、8.1％の増である。また、生産価値は、36兆4,750億ドン、27.2％の増と見込まれている。輸出高は、16.55億ドン、27.5％の増、省の総予算収入は、28.23億ドン、23％の増と見込まれている。農林水産業では、前向きな成果が得られた。特に、家畜やサービスの割合が増え、耕作の割合が減少する方向でリストラが進められてきた。今日まで、バクザンは、初めて家庭や個人に対し30,330の土地使用権証明書を発行してきた。その結果、年間計画の103.2％を達成した。バクザンの党と市民は、努力を重ね、自分たちのふるさとを作り上げる決意を持って進めてきた。その結果、すべての分野で何からの成果が達成できた。継続的な経済成長は維持され、市民の生活水準は改善されてきた。また、文化社会状況は力強く発展し、社会の安全や防衛の状態はこれまで同様維持されてきた。

　2013年の経済成長の率は、国の平均は超えたというものの、期待されたほど高くはなかった。工業の生産価値の成長は、海外投資分野や大規模工業で達成された。国営、非国営双方の企業は、依然として困難に直面している。新たにライセンスを取得した投資プロジェクトは、中小の規模のものが多い。一方大規模プロジェクトは、いまだ誘致されていない。省予算への投資プロジェクトの効果は、いまだ限られている。社会開発への総投資資本に対する事業投資の割合は、いまだ低調である。いくつかの新しい投資プロジェクトや大規模プロジェクト、NPTプロジェクトの実施、あるいは、新農村地区の建設は、いまだスケジュールにのっていない状態である。不満や非難の声は、いまだ解決され切ってはいない。

　会議では、ある局や地域のリーダーは、土地利用に関する税収入のメカニズムの調整について、以下のようなアイデアを提案した。省や地域の道路や湖水、水路、運河、傷んだ職業訓練校のグレードアップや補修などである。彼らは、無許可のレンガ焼結炉対策とともに、新農村エリア建設にむけた国のプログラムへの更なる資金の投入を求めた。

　2013年、現在及び2014年の期待される成果にもとづき、代表団は、「2014年の社会経済発展の方向性と責務」及び2014年の予算について承認した。詳細は以下のとおりである。GDPは、9％の成長を見込んでいる。内訳としては、農林水産業で2％の増、建設工業で14％の増、サービスで8.5％の増である。一人当たりのGDPは、2,680万ドン／年（1,250USドル相当）である。工業生産価値は、356億ドンに達し、総輸出量は、210万USドル、総輸入量は、215万USドルに、貧困率は、9-9.5％に減少する見込みである。

　省党委員会グエン・バン・リン常任副議長は、各局や地方に対し、残された課題として、2014年における社会経済発展計画の実施に関する主要な課題と解決に対する方向性を与えること、業務生産活動の発展、より高い毎年の経済成長率達成のための投資の誘致、2011-2015年間の主な経済発展プログラムに取り組むこと、社会経済成長の質及び予測の正確さを高めることを求めた。家畜生産地区や疫病予防を施した大規模かつ集約的な農業地区の産業化についても要望した。家畜生産部門での家禽増産に向けた見直し、可能な地域における豚、牛、水牛の増産へ焦点を絞る点についても要望した。

　彼は、2014年の早いうちに、特に主なプロジェクトには、投資効果を高め、基本となる建設にかかる過大な負債を削減できるよう資金が割り当てられることを強調した。5歳の子供が通うことが出できるプレスクール教育や適正な年齢の子供が通うことができる小学校について計画をまとめるよう指示した。貧困な少数民族に対し、包括的かつ時宜をえた政策に専念する点についても実施するよう指示した。職業訓練に注意を払い、職を作り出すこと、労働者の収入を増加することについても指示した。また、学校の透明性を高めるための歳入歳出予算の検査の強化、行政改革へ焦点を当てること、公民による検査の強化についても指示した。加えて、民主主義の効果的な実施と職場での調整、不満や非難の効果的な受け入れと解決、あるいは省の交通の安全性の確保や交通事故の抑制についても指示した。

　いくつかの局や地域によって提案された案件について、財務及び投資計画局を代表する常任副議長は、省人民委員会に諮問し報告した。加えて、彼は、また、税務、環境資源局に土地使用の収入徴収の漏れが生じないよう密接に連携するよう指示した。

　会議では、省人民委員会のメンバーは、議論し、2013年の市民の不満や非難についての解決や2014年の課題と対応について考慮しつつ、彼らの考えを報告書案として提案した。2014年の省人民委員会で共有された会議の議題と内容及び多くの行政職員による計画は以上のとおりである。

　Bang Vu英訳をもとにAsano和訳